高齢化社会での公民館の役割

私の地元である幸栄・中央地区を例に挙げさせていただきます。栄町公民館がある地域は、川口で一番の賑わいのある商業地です。デパート・スーパーや商店が軒を連ねるお買い物の街です。しかし、その周辺の商店街では商売をやめてしまいシャッターを閉じる店が増えています。そこでは「身近なものが身近なところで買えない」不便が発生しています。お年寄りや、赤ちゃんを乗せたベビーカーを押すおかあさん達は、わざわざ駅近辺の商店街やスーパーまで買い物に出かけなければなりません。しかし駅近辺の商店街には休憩ベンチも少なく「一休みできる空間」がありません。栄町公民館の建替を実現し、その施設内に「だれでも利用できる、ひと休みできる屋内空間」のスペースが確保できればどのような利用が可能でしょうか?私なりに提案してみたいと思います。

(お年寄りの居場所としての栄町公民館)
高齢者むけのカルチャー教室の充実はもちろんですがフリースペースを確保し、椅子やテーブルを配置します。夏の暑い日などお買い物の途中に休憩したり、読書をしたり、お友達との待ち合わせ場所にしたり、囲碁や将棋に興じたり、いろいろな利用方法が考えられます。お買い物の街の中に、安心して誰でも利用可能な、お年寄りの「居場所」を創ります。

(子供やお母さんの居場所としての栄町公民館)
お買い物途中に「栄町公民館のわんぱくルームに寄ってね!」・・・・・・小さな子どもがお母さんにせがんでいます。わんぱくルームはお母さんと一緒に利用できるミニ児童館です。広い部屋に安全な遊具やおもちゃ・絵本コーナーがあります。子ども達は何回か遊びに来るうちに友達もたくさんできました。お母さん同士も子育てや家庭の悩みを相談し合ううちに友達になります。お買い物の街の中に、安心して立ち寄れる子どもやお母さんの「居場所」を創ります。

(お年寄りと親子の三世代交流の場としての栄町公民館)
ふだん「お年寄りの居場所」として公民館を利用している高齢者の皆さんが、子ども達に昔の遊びやお話を教えています。少子化・核家族化が進み、おじいちゃんやおばあちゃんと別に暮らしている子ども達は、まるで自分のおじいちゃんやおばあちゃんといっしょにいるかのように楽しそうに遊んでいます。子どものお母さん達はいっしょになって子ども達の面倒をみています。

栄町公民館を例に説明させていただきましたが、今の川口市は地域社会の中で人と人とのつながりが希薄になり、社会的な弱者を狙った犯罪も増加しています。公民館を商店街や町会会館とともに地域コミュニティ・防災の核とし、高齢者や子育て世代にとって利用しやすい施設へと改善することを提案します。

カテゴリー: 政策 タグ: パーマリンク