平成19年12月議会報告


12月定例議会報告

 <特別養護老人ホームの整備について>
 本市においては、川口市高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画にもとづき、民間活力を利用した特別養護老人ホームの整備促進を図ることを目的に、助成制度を設けて対応して参りました。本市では今年度末には966床の特別養護老人ホームが確保されることになりますが、今後とも本格的な高齢社会の到来に備え、特別養護老人ホームの整備をさらに進め、一層の高齢者福祉の向上に努めて参りたいと存じます。

 <後期高齢者医療制度について>
 本制度は、国が進めている医療制度改革の一環として、現行の老人保険制度に代わり、新たに75歳以上の高齢者を対象に、独立した医療サービス制度として、平成20年4月から開始されます。
 本市においても、普通徴収の納期、延滞金など、本市が行う保険料徴収事務について必要な事項を定めるため、本会議に「川口市後期高齢者医療に関する条例」を提案させていただき、また、制度の施行にあたり、当面必要となる経費を補正予算に計上させていただいたところであります。今後とも、国等の動向を注意深く見守りながら、高齢者の皆さんが安心して医療サービスを受けられるよう、後期高齢者医療制度の円滑な導入に向け、取り組んで参ります。

 <子育て支援について>
 去る9月20日に、埼玉県は、全市町村の子育て支援サービスの状況について点数化したランキングを発表しました。このランキングは「地域の子育て力」と「保育サービス」を算出した偏差値をもとに、市町村の順位付けをしたものです。その中で、本市の子育て支援サービスは、「保育サービス」が1位、総合順位では2位にランク付けされるなど、高い評価を得たところであります。
 今後とも、駅前など保育需要の高い地域への民間保育所の立地誘導や企業内保育室への地域児童の受け入れに対する経費助成も含め、多角的な政策の展開を通して、保育所待機児童の解消に努めるなど、子育て支援に関る諸政策の更なる充実を図って参ります。
 
 <SKIPシティ国際Dシネマ映画祭について>
 2007年9月10日付けで発行された、アメリカの権威あるエンターテイメント誌である「デイリー・バラエティ」により、世界で1,000を超える映画祭が開催される中で、「世界の50の見逃せない映画祭」が紹介され、日本からは、唯一「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭」が選ばれたところであります。
 今年で4回目の開催でありながら、当映画祭が、世界に冠たる「ヴェネツィア」「カンヌ」「ベルリン」などの国際映画祭と肩を並べて選ばれたことは、大変名誉であり誇らしいことであります。これを励みに、今後も映像クリエーターの発掘と映像関連産業の育成のため、皆さんと力をあわせて、10年後、20年後には誰もが認める、日本を代表する国際映画祭に育て上げていきたいと思います。

<民俗伝統文化の保存と継承について>
 郷土の歴史と文化を今に伝える無形民俗文化財は、人々が支えあい、心を触れ合いながら今日まで伝えられ、豊かで実りある地域コミュニティの形成に大きな役割を果たして参りました。
 しかし、近年は都市化の進展や生活様式の変化に伴い、こうした無形民俗文化財の保存と後世への継承が大きな課題となっております。
 郷土の民俗文化財を愛護し、触れ親しむことは、市民の皆さんに「ふるさと川口」への愛着を持っていただく良い機会となるものであり、今後とも、民俗芸能や民俗行事を広くPRするなど、その保存と継承の支援に努めて参ります。

<市営住宅における暴力団排除について>
 市営住宅は、住宅に困窮している低所得者の方々に対して、低廉な家賃で賃貸することにより、市民生活の安定と社会福祉の増進を図るものであり、本市においては、35団地、2,400戸余りの市営住宅を供給し、市民の皆さんにご利用いただいているところであります。
公営住宅につきましては、国において、公営住宅における不法行為等の防止に関する調
査を実施した結果、暴力団員による不法行為が全国的に多数発生している事実が判明いたしました。このような状況を踏まえ、このほど国から、公営住宅における暴力団排除の基本方針が示されところであります。
 本市においても、安全・安心のまちづくりの観点から、この基本方針に基き、市営住宅への暴力団員の入居を認めない、また、入居者が暴力団員と判明した場合には住宅の明け渡しを請求できることなどを内容とする「川口市営住宅設置及び管理条例の一部を改正する条例」を、本会議に提案させていただいたものであります。
 住まいは、私たちにとって最も安全で、心休まる場所でなければなりません。この度の改正の趣旨を活かし、より実効性のあるものとするため、関係機関との情報交換を密に行うなど、市営住宅における暴力団排除と市民生活の安全確保に向け、万全を期して参りたいと存じます。

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